2007年 03月 09日 ( 2 )
続けざまにもうひと書き
仕事がなかなか見つからず暇だからと言って書いてる訳ではありません。
…50%はそうかも知れませんが…。

残りの50%が書かせるものはというと

昨日、MODEという団体の返信…いや、変身をスズナリで観てきました。
変身はカフカの作品です。本当は下北までポツドールの激情を観に行く予定でした。
ところが、カフカというのにつられ、気がつけばスズナリにいました。

この団体のアメリカという作品も観ていたような気がします。

その時も感じたのですが、なんせ舞台セットが本当にいい。
そして、冒頭の演出もドキッとさせられます。

知り合いの団体でもないので、ネタバレしたら申し訳ないので書きませんが…。

変身という小説は、その昔、僕が唯一、読書感想文で褒められた事のある作品で想い出深いのです。
カフカの変身での主人公の苦痛は、人間性が主人公に残っているという事だと感想文に書いた記憶があります。普段なら自分の書いた感想文の事など覚えてもいないのですが、ちょっと褒められたものだから家に帰ってから読み直したりして、確かに”そこが苦痛だよなぁ”なんて思った記憶があります。

とにかく、演出の仕事をどこまでの範疇にするかはこないだの演出家協会のコンクールに出てより分からなくなったのですが、ここの大きい演出にはいつも”はっ”と思わされます。(いつもといっても2回しか観てないのですが)

チラシやパンフレットに載っていたカフカの言葉も、そりゃまた良い。
「すべてを真実などと考える必要はない。ただ、それを必然と考えなくてはならないのだ」

カフカは不条理というツールに世の中を詰める事が出来た人なんだと思います。
上のカフカの言葉をみると不条理は必然なのではないだろうか?と考える訳です。

そして、必然は必然であって、けしてそれが輝く未来に向かっていると漠然と考えてはいけないのではないだろうかとも思えてくるのです。

そう考えると気持ちが重くなってしまうけれど、まずは受け止める事。でそれに気がついて“こりゃまずい”と思えばあがく事になる。そうすれば輝かないかも知れないけれども、今とは違う(こりゃまずいと思った時点の)景色とは違う所に行けるのではないかと…。

結局、へんてこなプラス思考の考えに落ち着こうとしてしまいましたが…。
苦々しい思いのままでいる事は難しいものです。

なんだか勢い余って書いたわりに、まとまりがありませんがこのへんで。。。
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by tensaihotel | 2007-03-09 05:06
演出家協会のコンクール終わる
毎週書くと言っておきながら、誰かが書いていれば人任せにしてしまう、そんな小林です。

怪物がめざめる夜ゴールデンの公演も終わり、足には血豆、腕には痣、背中の筋はピキーンとなって、気持ちは空っぽという感じです。とにかく祭りのような公演、気持ちが空をさまよいます。

舞台の発祥が祝祭であるという事が、この公演は非常に良く感じる舞台でした。
長台詞もありかなり勉強になりました。

外の団体に出ると天才ホテルとは違うのだなという事を良く感じます。創り方も世界も違うのだから当たり前なのですが…。
江尻さんの創るものは、人間というものに希望を持っているように感じます。

そして僕は外の団体に出る事によって、自分の弱さや上手くこなせない所が非常によく分かりました。
ここにはそれをあえて書かないでおきます。弱点だから。
というわけで、今月中旬からプエルトリコのワークショップを受けに千葉まで行ってきます。解消したいですね。
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by tensaihotel | 2007-03-09 00:17
   

天才ホテルの従業員達
by tensaihotel
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